「阪神淡路大震災」を目撃して
2022年06月07日
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【YouTube動画、第5回をアップ!】
こんにちは、河合工務店です。
YouTube動画を、新たにアップ!。
『河合工務店通信 第5回』と検索すれば、出てきます。
テーマは、「阪神淡路大震災」。
1995年1月17日に発生した大震災。
河合工務店は、同年1月27~29日にかけて、
同業他社の仲間たちと、
被災地に入って救援物資を届けた。
その際、神戸市の東灘区・長田区・中央区、
芦屋市に行き、被災状況を見て回る。
「木造家屋は地震に弱い」と、
さかんに報じられていたが、 実際そうなのか、
河合孝社長(当時)は確かめる。
木造の住宅に限らず、 RC造の住宅、マンション、
ビルも倒壊していた。
そして、共通する多くの原因は、
1階の耐力壁の脆弱さだった。
高速道路や新幹線の高架にしても、
柱と上部構造物の間が倒壊。
またこの地震でマスコミは
「重い瓦が家を押しつぶした」と喧伝。
しかし、本当の原因は瓦でなく、
やはり1階の耐力壁の弱さ。
そもそも瓦は、日本の気候風土の中で鍛えられた
有能な建材である。
真夏であっても、ガルバリウム鋼板やスレート板より、
屋祢下の温度を10度低く保つ。
メンテナスもしやすく、長期的に見れば、
コストがかからない。
震災以降の「瓦=悪者」が
定着してしまったことに改めて異議。
「命を守る家」をつくるには、真実を見極めるべし。
(文責/ライター上田隆)