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【建築士が語る】自然素材の家を建てる時の、意外な苦労とは?

こんにちは、河合工務店です。

前回に引き続き、河合工務店の提携建築士と当社社長による

自然住宅対談の様子をお届けいたします。

自然素材の家にこだわって家を建てている設計士同士だからこそわかる、

自然素材の家を建てる時に意外と苦労するポイントとは?

外観のような家本体に関することから、法律まで、色々と苦労があるようです。

是非ご一読ください。

市川:

田舎だと景観に合わせて家をつくりやすい部分はありますが、区画整理がされて周囲に家があるような都会だと、逆に個性が出しにくい、という部分はありますね。

河合:

都会の方がやりにくい、ということはありますよね。

高岡:

家を建てる時には建築基準法に基づいてやらなければなりませんが、現行法だと自然住宅を建てるとなると、足枷になる法律がたくさんある。そこをどうやって設計していくか、結構難しいところがあります。

河合:

うちの自邸は準防火地域のため、木を使うには難しい部分があるのですが、市川さんに玄関の入り口に防火シャッターをつけるなど、色々対策法を考えてもらいました。自然素材の家には、そういった対策の追求が必要不可欠なのではないかな~と感じています。

高岡:

そう、色々変な気を使っちゃう(笑)

河合:

サッシひとつとってもそうですよね。どうしても規制がかかってしまって予定していたものが使えなかったり。そういうところを解決していくのが皆さんの腕の見せ所だと思っています。

高岡:

自然素材の家って、究極を言うと「最後は土に還る」という事だと思うんですけど、それって「腐る」というようなことの裏返しなんで、それをネガティブに捉えると「じゃあ腐らない木を入れましょう」となってしまう。でもそれだと自然素材の家ではなくなってしまう。

伊藤:

「腐る」という悩み相談を受けることはありますが、必ず直せるっていうメリットがあります。杉やヒノキは普遍的にあるものなので、いつでも修理は可能です。例えば白蟻被害にあっても、傷んだところは修復できる、これが自然素材の一番得意とするところだと思います。汚れも、劣化ではなくて風化だな~と思います。

「土に還る」ということは「腐る」ということ。

当たり前のことですが、意外と見落としがちなポイントです。

腐ることをネガティブに捉えずに、それが当然である、そして腐っても修復ができる。

自然素材の家を建てたいという人に、きちんとお伝えしていきたいところだなと感じました。

次回の自然住宅対談レポートも、どうぞお楽しみに!

【参加メンバー】

いちかわつくみ建築設計室 市川創己

高岡建築設計事務所 高岡正道

レインファーム一級建築士事務所 伊藤有吉子

モデレーター:河合工務店 河合稔

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