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【建築士が語る】薪ストーブの魅力

こんにちは、河合工務店です。

前回に引き続き、河合工務店の提携建築士と当社社長による

自然住宅対談の様子をお届けいたします。

そろそろ寒くなってくる季節。

自然素材の家に似合うのは、何と言っても薪ストーブ!

今回は実際に薪ストーブを使っている建築士に話を伺いました。

是非ご一読ください。

河合

市川さんと伊藤さんは、ご自宅で薪ストーブを実際に使われていますよね。利用者だからこそわかる、薪ストーブのメリットデメリットを教えてください。

市川

良くも悪くも本当に原始的な道具なんで、エアコンみたいに温度調節をすることができません。薪の都合で温度が決まる、という部分はあります(笑)。輻射熱で暖まるから、ぽかぽかですよ。あとは炎が見えるのがいい。気持ちが休まる効果もあります。炎をみて安心するって、昔の…石器時代とかの名残なんでしょうか(笑)。

河合

エアコンのように温度調整ができないから、暑くなったら自分がストーブから離れたり、窓を開けたり、そういう原始的な感じになるんですね。言われて納得です。伊藤さんはどうですか?

伊藤

エアコンの暖房は「体は暖かいけれど、手足のような末端が冷える」と言われることがありますが、輻射熱だと全身満遍なく暖まります。あとは市川さんが言っていたように、リラックス効果が抜群です。炎からは赤外線が出ていて、それは人が一番リラックスできる波長なんです。逆に一番緊張させるのは蛍光灯。家に帰ってきて炎を見てから寝ると、ぐっすり眠れますよ。生態学的にそうなんだなって理解できます。それにエアコンはつけると喘息とか起きやすいんです。どうしてもカビが出てくるんですよね、どんなにメンテナンスしても。

河合

薪ストーブは東京のど真ん中では、薪のストックヤード問題や防火対策などで、なかなか使えなかったりするんですよね。使えるお二人がうらやましいです。

そうなんです。

実は薪ストーブは都心では使えない場所が多いんです…。

でも、薪ストーブの変わりに使える暖房機器があるってご存知でしょうか?

次回、詳しくお話いたします。

どうぞお楽しみに!

【参加メンバー】

いちかわつくみ建築設計室 市川創己

高岡建築設計事務所 高岡正道

レインファーム一級建築士事務所 伊藤有吉子

モデレーター:河合工務店 河合稔

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