古い柱からできた時計
2014年07月29日
その他
h邸のリフォームで端材となった松の柱。
記念に時計にさせてもらいました。
縦長にして柱のイメージを残しつつ、真中に穴を開けて、動物の「家」をイメージしています。
穴の中にはネズミの親子&ドングリが入れて
子どもの来客が多いお宅なので、楽しい雰囲気に仕上げました。
ところでこの木、時間が経った松の木なのですが
軽いのにとても固くて丈夫です…!
新しい杉の柱なら楽に切れるところ、この柱をノコギリを使って切るのには苦労してしまいました。
あまり知られていませんが、
木は切り倒した後、生えていた年月の分だけ放物線を描くように強度が増していく特性があります。
例えば150年生きた木は切り倒されてから150年間は強度が上がり続けます。
そして、150年を過ぎるとなだらかに下がりはじめます。
今までS邸を支えていた柱。
これからは時計として時を刻んでいってくれることを願います。
気に入って貰えるといいのですが(^v^;
ちなみに後ろには一輪挿しがあって、季節の花や葉を飾ることができます。
東京都中野区の河合工務店が自然素材での健康住宅設計やリフォームについて書きます。
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