小学生に伝えたかった「木」のこと
2022年10月04日
イベント
【現場シート2】
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こんにちは、河合工務店です。
「いい匂い!」「これ何の木?」と、
好奇心一杯の可愛い声。
9月15日、河合工務店1階に、
中野区立谷戸小学校の児童5人が訪問した。
「まちたんけん」という社会見学とのこと。
孝会長と稔社長が、
「4種類の木があるけど、どんな匂いかな?」
とお題を出すと、
2年生の女の子たちは、
テーブル上に並べられた木片に鼻を近づけくんくん。
ツンとするのは「桧」、
ほんのり甘いのは「ヒバ」「高野マキ」、
なんにもしないのが「杉」が、正解。
でも、建築のプロは、子どもたちが指す木を
見た目ですぐに特定。
「色や模様も違うんだよ」。
木を手でさわってもらったところで、
稔社長、木について説明する。
「この木(別の板を掲げ)は50歳。
おじさんと同じぐらいだけど、
『年輪』という線で分かるんだよ。
数えてみよう…1、2、3…。
みんなの前のテープの木は、300歳」。
「えー!」「ヘェー!」と歓声を上げつつ、
手元の「たんけん計画書」に鉛筆でメモを
とっていく子どもたち。
「日本の国の70%は森林。
でも使える木が少なくて、木は泣いています」
と稔社長。その話題は、まだ少し難しいかな…。
用意してきた質問も飛ぶ。
Q「おうちは、どうしてがんじょうにするの?」
A「木を使うことで」
Q「かわいこうむてんのヒミツは?」
A「うでのいい大工さんがいっぱいいること」
などなど。
最後は、孝会長が紹介した墨壷の墨で、
各々木片の裏に名前を書いてもらう。
きゃっきゃと、みんな楽しそう。
もっと木のことを伝えたいが、
なかなかどうして、30分ではとても足りない。
「1時間はほしいよなぁ」と残念がる
孝会長と稔社長。
(文責/ライター上田隆)
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