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小学生に伝えたかった「木」のこと

【現場シート2】

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こんにちは、河合工務店です。

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「いい匂い!」「これ何の木?」と、

好奇心一杯の可愛い声。

9月15日、河合工務店1階に、

中野区立谷戸小学校の児童5人が訪問した。

「まちたんけん」という社会見学とのこと。

孝会長と稔社長が、

「4種類の木があるけど、どんな匂いかな?」

とお題を出すと、

2年生の女の子たちは、

テーブル上に並べられた木片に鼻を近づけくんくん。

ツンとするのは「桧」、

ほんのり甘いのは「ヒバ」「高野マキ」、

なんにもしないのが「杉」が、正解。

でも、建築のプロは、子どもたちが指す木を

見た目ですぐに特定。

「色や模様も違うんだよ」。

木を手でさわってもらったところで、

稔社長、木について説明する。

「この木(別の板を掲げ)は50歳。

おじさんと同じぐらいだけど、

『年輪』という線で分かるんだよ。

数えてみよう…1、2、3…。

みんなの前のテープの木は、300歳」。

「えー!」「ヘェー!」と歓声を上げつつ、

手元の「たんけん計画書」に鉛筆でメモを

とっていく子どもたち。

「日本の国の70%は森林。

でも使える木が少なくて、木は泣いています」

と稔社長。その話題は、まだ少し難しいかな…。

用意してきた質問も飛ぶ。

Q「おうちは、どうしてがんじょうにするの?」

A「木を使うことで」

Q「かわいこうむてんのヒミツは?」

A「うでのいい大工さんがいっぱいいること」

などなど。

最後は、孝会長が紹介した墨壷の墨で、

各々木片の裏に名前を書いてもらう。

きゃっきゃと、みんな楽しそう。

もっと木のことを伝えたいが、

なかなかどうして、30分ではとても足りない。

「1時間はほしいよなぁ」と残念がる

孝会長と稔社長。

(文責/ライター上田隆)

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