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思い出の柱を時計に。

昨年11月末の「お父さん達が建てた家」というタイトルのブログの最後に

書いていた端材を利用した時計が完成しました!

tokei2.jpg tokei2

昨年末にお引渡しをしたS邸。

戦後すぐにお施主様のお父様、伯父様、大工さんが協力して建てられた家のリフォームでした。

この時計はそのS邸の柱、電気の配線に使われていた磁器製の碍子(がいし)とそこに使われていたネジが使われています。

作り方の手順は…

まず柱の端材(何十年も経っているので、とても軽い!)に時計のムーブメントを入れる穴、針を入れる為の8mm程の小さな穴をあけます。
hazai2.JPG

乾燥しているせいか、なかなか削りにくい…弊社会長(もともと腕利きの大工)からのアドバイスもあり、少し材を水で濡らしながらノミで穴を掘りました。

そして時計サイズにノコギリで切り出し、数字の位置には丸棒をはめ込み

最後はヤスリで表面を滑らかにして、最後に油性自然ワックスを塗って仕上げました。

なかなか歴史を感じさせる、こちらの碍子は…
gaisi.JPG

きれいに洗って

時計を後ろで支えるのに使用しました。

置き時計なので、少し角度をつけて見易いようにしています。

この時計は記念にお施主様へプレゼント!

私は直接お渡しには行けず、社長が手渡しをしてくれたのですが…

喜んでくれた聞きほっとしました。何よりです(^v^)

「目配り、気配り、心配り」のある仕事が河合工務店ならでは。

この三拍子を自然にできる様になるのが今年の私の目標でもあります。

Otsuka

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