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新幹線での不幸な出来事から

こんにちは 河合孝です。

新幹線での不幸な出来事

このような行為を想定してなくても何かの原因で車両火災等が起きた時に、

換気は床下にしかなく、

上部(天井)から煙を逃がす排煙設備や換気システム等がないことに驚きました。

車両が行き場の無い煙にとって、トンネルの役目を果たすとは…。

火災に対しては燃えない素材、建材は絶対条件の一つですが、

木が燃えて人が亡くなるというより、

石油系の化学建材や新建材が出す有毒ガスによる死亡の方が、

圧倒的に多いわけですから、燃える材料ばかり規制するのではなく、

猛毒ガス、シアンガス等を出す材料こそ規制すべきだし、

有毒ガス等出さない素材建材の開発や使用を今こそ推進すべき時だと思います。

当社ではこのような化学建材を使用しない家創りを、

これからも「衣 食 住」から提案し実践していきます。

続きです。——————————–

少しずつ事件の経過が分かってきましたが、 ここで指摘したいのは、

利便性や快適性だけを求めるのではなく、 有毒ガスを出す内装材を使用する以上、

事故が合った時すばやく有毒ガスを外部に排出する強制排煙システムの設置こそ

早急に検討すべきだと思います。

報道によると犯人は、月に12万円の年金暮らしだという 。。

犯人を擁護する気は無いが、月4万円の家賃や税金、保険料を取られ

どうやって生活していけるのだろうと考えた時、

今日、子どもたちや老人の貧困へと格差社会が拡大し始めていることを改めて思う。

今年は戦後70年。

私たちは家族を奪われ家を焼かれ、廃墟の中から立ち上がってきた。

追いつけ、追い越せ 、明日があるさと頑張ってきた。

そして世界でも1、2と言われるモノに溢れた便利で豊かな(?)国をつくってきた。

しかし気がつけば格差社会は広がり、わずかな年金からも強制的に天引きされ、

やっと見つけた医療施設からは3ヶ月で追い出され消費税も増税され、

これでどうやって老後を健康で文化的な暮らしができるといえるだろうか。

この豊かな国をつくってきたのは誰なんだろうか。

誰もが老後を安心して暮らせる社会の確立こそ必要であり、

老人医療や福祉のために使うべきであると思います。

世界でも人口1%の裕福層が、世界の冨の半分を支配する。

このような構図が 、貧困 、紛争 、差別を生み 、

新たな格差社会を広げているということを、この事件からの問題提起としたい。

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