絞り丸太-その2
先日、2月4日は春の初めとされる立春でした(^v^)が
昨日は東京にも雪が降りました。
天気予報が伝える程には降らなかったようですが
雨もシトシトと降って寒かったですね…!
皆様もくれぐれも体調にお気をつけ下さい。
さて、前回にひきつづき今日も丸太のお話です。
河合工務店には練馬に下小屋があり、そこで材に墨付けをしたり刻んだり
打ち合わせをしたりと下ごしらえをしています。
そこで丸太の皮むきも行われます。
初めての丸太の皮むきでしたが、最年少大工のTさんがコーチとなってくれました!
Tコーチも今回が初めての皮むきでしたが既に10本以上も丸太を仕上げていました。
(ちなみに私が1本仕上げるには4日かかると言われてしまいました!)
木の種類によって違うのかもしれませんが
この杉の丸太は一番外側の茶色の樹皮からはじまり
桃色、白、黄色…と層になっています。なんとも美しいグラデーションです。
皮を剥くにはまず、ゼットソー(片刃のノコギリ)の刃先を研いだ特製の道具をつかいます
これで剥けるところを剥いたら、次にお湯で絞った布で表面を拭きながらアクリルで作った専用のヘラを使って細かな皮を剥いてゆきます…
そして…仕上がったのがこちら!とご紹介したい所なのですが、実はまだ仕上げられていないので、Tコーチの仕上げた丸太の写真をご紹介します。
オイルや塗料を塗っている訳ではないのに、つやつやとしていて
それでいてサラサラとしていて、言葉では言い表せませんが本当に手触りがいいです。
河合工務店では、丸太の伐採から皮むきまで…お施主さまのご希望があれば実際に体験してもらうことができます。
N邸では、N様ご本人が皮むきした柱が玄関に使われています。
https://www.kawaikoumuten.jp/works/house/08_n.html
Otsuka
10:00~19:00(月~土)
ご来店予約は日・祝も承ります