設計士とのリフォームは楽しい!
【建築家/YouTube「河合工務店通信」第23弾!】
<設計士とのリフォームは楽しい! >
こんにちは、河合工務店です。
YouTubeをアップ!
「河合工務店通信 第23回」で出てきます。
タイトルは、「設計士とのリフォームは楽しい!
レインファーム一級建築士事務所編①」。
リフォームは、設計プランで大きく変わる。
それを提案してくれるのが「設計士」です。
今回は、河合工務店が長くお付き合いしている
レインファーム一級建築士事務所所長の
伊藤有吉子さんをご紹介。
みのる社長が、山梨県南アルプスにある
同事務所にうかがい、設計士がかかわるリフォームの
醍醐味をお聞きしました。
<伊藤有吉子さんプロフィール>
伊藤さんは、雨水利用などの自然住宅を
手がける設計士・佐藤清さんに師事。
その元で、健康な建材を探し求め、
化学物質過敏症や電場波過敏症の人のための
住宅設計も提案してきました。
自然建材のアンテナショップも経営。
2006年東京都国立市にレインファーム
一級建築士事務所を設立し、2016年には山梨県へ移転。
木工作家で、夫であるイトウタカシさんと、
事務所を兼ねる住宅に暮らしています。
その建物は、中古住宅を自身の設計でリフォームしたもの。
【「設計士」って?】
「『設計士』は、『先生』と呼ばれるイメージが
あるのでは?」と、みのる社長。
それに対して、伊藤さんは、「名前か『設計屋さん』
と呼んでほしい。私たちの仕事は、
生活に密着したところから行うもの」と話します。
また、リフォームこそ、
設計士としてやりがいのある仕事だとも。
【マンション・リフォーム事例 K邸】
築50年・中古マンションK邸のリフォームについて。
駅近で立地は良いが、内装が老朽化。
アレルギー体質のある家族のために、
健康的な住空間にする必要がありました。
そのため、多くの壁を取り払い、外光を入れ、
風通しを良くする。
内装材を無垢材などの健康な建材に取り換える。
居間の見渡せる対面キッチンにして、
家族の団らんを可能に。
片付けが苦手という奥さんに、小上がりをつくり、
その下の大きな引き出しを入れ、
収納スペースにすることを提案。
【手がき図面】
「工務店としてありがたいのは、伊藤さんの
手がき図面」とみのる社長。伊藤さんは話します。
「コンピューターで描くCADの図面を見せても、
反応がない。しかし、手がきの図面だと、
子どもから大人までプランを
直観的に理解できます」とのこと。
人の感性に伝える手かき図面は、建て主さん家族と
盛り上がってプランをつくるには、
欠かせないアイテムに。動画では、その図面も紹介。
【建て主さんを知る】
良いリフォームの設計プランをつくる上で、
何より必要なのは、設計士が建て主さんの本音を
とことん引き出すこと。設計の話だけではなく、
建て主さんの生活や嗜好を深く理解することが大切。
それには、何気ない会話の積み重ねをし、
家族同様に付き合う様子が語られます。
【若き日のこと】
「若い頃は、建て主さんと何気ない会話をし、
その要望を引き出すことに苦労した」 とみのる社長。
伊藤さんより、駆け出し時代を尋ねると、
「常にイベントと情報発信(当時経営していた
自然建材のアンテナショップで)し、
波長の合うお客さんを集めていた」とのこと。
年を経て良いことは、「年を経て良いことは、
見ただけで、経験を積んでいると分かることかな(笑)」と。
伊藤さんとみのる社長の対談は、次回に続きます。
(文責/ライター上田隆)
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