「完璧な家」のジレンマ
2022年11月08日
建築家
【建築家/レインファーム2】
4回シリーズ
こんにちは、河合工務店です。
長年、建築家の伊藤さんは、アレルギーに悩む
建て主さんの要望に応えてきた。
しかし、やがてジレンマに陥る。
化学物質過敏症の人に反応する建材を徹底して
使わないと、ガラスやメタルなどの家に
なってしまう。
電磁波過敏症の人の家は、
突き詰めるとアルミニウムで内装することに。
これらの家は、他の家族が住めない異様な
ものとなるケースが多い。
そのため、一家離散したり、
建て主が孤独に陥ることも目の当たりにした。
「症状のある人は、100%『完璧な家』を
求められます。
それに応じるのが正しいことなのか?
生きる喜びを犠牲にしていないか?」
という疑問がわき、立ち止まってしまう。
(文責/ライター上田隆)
東京都中野区の河合工務店が自然素材での健康住宅設計やリフォームについて書きます。
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