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「男の着物」をビシッと着れば

【「和」を学ぶ1】2回シリーズ

第1回

こんにちは、河合工務店です。

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「和」とは何か。

伝統構法の家をつくる私たちには大切なテーマ。

その第一弾。ライター上田が、「男の着物」を体験し、

「和の心」を学んでみました。

鏡を見て、仰天。

「こんなに似合うなんて…」。

頭が坊主だから、調子のいい「住職」に見えなくもない。

昨日、男性の着物の着付けされている

高橋豊紀さんより、それをご指導いただいた。

場所は、練馬区の豊島園駅すぐの向山庭園。

そぼふる雨で、緑が潤っていた。

高橋さんとは、インスタで知り合う。

凛と背筋を伸ばした着物姿で、本格的にクッキーをつくり、

コーヒーを入れる姿が、かっこよくて面白いなぁと、

マメに「いいね」を押していたら、

「着付けを体験しませんか」とお誘いを受けた。

着物など、成人してからは、旅館の浴衣以外着たこともない。

だいたいファションや身なりに関心がない。

行儀も作法もあったもんでない。

着物体験は、相当におっかなびっくりだった。

袴をつけ、帯をぐっと巻いてもらうと、

心がぐっとしまって驚く。

ヘソから指3幅分の丹田あたりを強目にしめるので、

意識がぱっと鮮明に。

また、後ろの硬いパッドのようなものが腰のくぼみに入って、

背筋がしゃんと伸びる。

「腹が据わる」…という言葉そのままの体感である。

高橋さんは、それが「和の心」だという。

その感じを、もう少し書けば、こうなる…。

ぼんやりした意識の中に、空洞の筒が中心にすっと入り、

筒中の「気」が上と下にすーっと流れ、心が鎮まる感じ。

何か大仕事を前に、たじろがないような。

※以下、高橋さんの

インスタ

https://www.instagram.com/takahashi.toyoki/

(文責/ライター上田隆)

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