【建築士が語る】自然素材の家って高い?
前回に引き続き、河合工務店の提携建築士と当社社長による
自然住宅対談の様子をお届けいたします。
自然素材の家は、どうしても高額に感じてしまう。そんな方も多いのではないでしょうか。
私たちが見積もりを作っていても、一般的な住宅に比べると、
やはり初期費用はかかるな、と感じます。
でも長い目で見ると、実は割安だった…というのが自然素材の家。
今回はそんなコストの面から自然素材の家を語ります。
是非ご一読ください。
河合:
自然素材は高いと思われがちですが、メンテナンス費用が逆にかかりにくいと思っていますが、みなさんはどう思っていますか?
高岡:
自然素材はメンテナンスが大変だとか思われますが、新建材に比べると逆にメンテナンスしやすいかなと思っています。
伊藤:
自然素材の家は修理がしやすいところもポイントです。例えばカタログ商品だと年々入れ替わって、修理をしようと思っても今のものは既に取り扱いがなくなっていた…、とか、修理ではなくてユニットごと交換しなければならない…、ということがありますが、木であれば傷んだ部分だけを修理することができます。
河合:
外壁にしても、サイディングだと10年に1回は足場をかけてメンテナンスをしなければならないけど、塗り壁だと状況にもよりますが20~30年は持つ。ということを考えても長期的な視点から考えれば、逆に費用はかからないということはありますよね。初期費用はかかるけれど、長い目で見るとコスト的には浮いてくる、というのはあると思います。
傷んだ部分だけを修理することができる。
これは自然住宅の大きなメリットです。
「余計な修理費用や維持費用もかからないため、結果的に割安になる。」
というのが私たち建築士が全員一致した考えです。
もちろん、余計なゴミを増やすこともありませんので、地球にも優しいです!
次回の自然住宅対談レポートも、どうぞお楽しみに!
【参加メンバー】
いちかわつくみ建築設計室 市川創己
高岡建築設計事務所 高岡正道
レインファーム一級建築士事務所 伊藤有吉子
モデレーター:河合工務店 河合稔
10:00~19:00(月~土)
ご来店予約は日・祝も承ります