家と健康に対する考え方①
2020年03月05日
自然素材
こんにちは、河合工務店です。
近年、『健康志向ブーム』と言えるほど、健康維持に関心を持つ人が増えてきています。
特定保健用食品の市場は10年間で倍増し、フィットネスクラブの利用者は年を追うごとに増え、喫煙率は年々低下し、食べ物は農薬が使われていないかチェックを欠かさない。
これはひとつに『人生100年時代』と言われる背景にあるようです。
100歳まで生きた時、体の自由がきかなかったり、病気がちであったりすると、逆に長生きはリスクともなりかねません。
そのため「健康な状態で長生きすること」が重視され、今から健康維持に気を配る人が増えているようです。
健康意識が高まることはとても良いことだと思うのですが、運動や食などの生活習慣に気を遣う人は増えている一方で、住まいに関する意識がまだ周知されていないと感じています。
早く安く建てられる家に使われる合板や化学建材からは、有害物質が放出されます。
よく新築やリフォームを行ったばかりの家にいくと「新しい家の匂いがする」と感じたことがあるかと思います。
その多くは新建材やビニールクロスに使用される接着剤などから放出される有害物質の匂いだとされています。
家から放出される化学物質は『シックハウス症候群』を引き起こすと考えられ、現在の法令では24時間換気が義務づけられていますが、どんなに高気密性を謳っている家を建てたとしてもずっと換気し続けなければならないことに矛盾を感じてしまいます。
次回は河合工務店が考える、人がいつまでも健やかに暮らせる家とはどんなものなのか、詳しくお話します。
東京都中野区の河合工務店が自然素材での健康住宅設計やリフォームについて書きます。
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