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筆洗いスペースをリビングに

 

【YouTube「河合工務店通信」第24弾!】

こんにちは、河合工務店です。

YouTubeをアップ!

 

リフォームにおける「設計士」の役割を

解説する動画の第二弾。

今回も、河合工務店が長くお付き合いしている

レインファーム一級建築士事務所所長の

伊藤有吉子さんにお話をうかがいました。

2事例を紹介。

 

【マンション・リフォームI邸】

今後、ますます増えるであろうマンション・リフォーム。

でも、設計士に設計プランを依頼することが、

まだまだ一般的ではありません。

伊藤さんと当社が手がけたI邸は、まさに素晴らしい事例。

お客様のIさんのご趣味・書道の筆洗いのためのスペースを、

リビングにつくりました。

住まわれる方のライフスタイルを設計士が

丁寧にうかがうことで、

自由な発想の設計プランをご提案することができます。

 

【戸建て1階リフォーム事例A邸】

設計士の伊藤さんがA邸を調べると、

以前別の工務店が行った耐震補強が、

不適切なものだったことが判明。

リフォームの際は、躯体の状態を改めて調査する

貴重な機会になります。

ただし、設計士側に確かな知識と経験が必要ですが。

本事例では、洗面室のスペースを広くとるため、

洗濯機を出し、廊下の向こう、リビングの裏側に移動。

設計士ゆえの提案力で、合理的かつ美しいプランに。

 

【設計士とリフォーム】

「設計士に、部分的なリフォームを依頼してもいいのか」と、

みのる社長は改めて質問。

すると伊藤さんは、仕事で出会ったドイツの設計士から

聞いたところ「新築の少ないヨーロッパでは、

設計者は、内装はもちろん、

ちょっとした看板も手がけるのは当たり前」だと話す。

設計士の仕事は、本来もっと幅広く、

施工者である私たちと共に、

建築文化を豊かにするものなのです。

 

<伊藤有吉子さんプロフィール>

伊藤さんは、雨水利用などの自然住宅を

手がける設計士・佐藤清さんに師事。

その元で、健康な建材を探し求め、

化学物質過敏症や電場波過敏症の人のための

住宅設計も提案してきました。

自然建材のアンテナショップも経営。

2006年東京都国立市にレインファーム

一級建築士事務所を設立し、2016年には山梨県へ移転。

木工作家の夫であるイトウタカシさんと、

事務所を兼ねる住宅に暮らしています。

その建物は、中古住宅を自身の設計でリフォームしたもの。

 

(文責/ライター上田隆)

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