大工さんの工夫・屋根の話
2013年03月27日
現場から
T邸の現場風景です。
一階の屋根を張っていく様子
下から見たときに映えるよう、木目を目立つ様に浮造(うづくり)加工した板が
垂木の上に重ねられていっているのですが…
拡大してみると、この板の両端はこの様に鉋(かんな)で角度が付けられています!
収まりが良くなる様に、見ない所にも細やかな工夫と技術が詰まっているのですね…おどろきました。
その上にも断熱ボードや防水シートが均等に重ねられています。
ここまでするのはとても丁寧な仕事とのこと。
板の並べ方も、色味や節の多少を見極めて、家の正面には赤みの美しい材を、見えない方向へ向かってだんだんと白い材になるように並べたりと、同じ材料でも最良になるよう細やかな配慮がありました。
現場の大工さんの腕の善し悪しで、家の寿命が全然違う。という話を聞いたことがありますが、それを垣間見た気がしました!
Otsuka
東京都中野区の河合工務店が自然素材での健康住宅設計やリフォームについて書きます。
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