家づくりのプロ!工務店の社長が建てた家~リビング編~
こんにちは、河合工務店です。
家づくりのプロである、工務店の社長が、家にどのようなデザインや機能を取り入れて生活しているのか、皆様が気になさるところかと思います。
そこで今回は弊社の河合稔が、自邸を建てたときにこだわったポイントや取り入れてよかったと思う機能をご紹介したいと思います。
まずはリビング編からのスタートです。
皆様の家づくりのご参考になれば幸いです。
まず、リビングはキッチンと一体になっている、リビングダイニングを採用。
子どもが小さい時は家事をしているときも目が離せない、という奥様のご要望から、対面式のキッチンを取り入れました。
これでリビングで遊んでいる子どもの様子が、いつでも視界に入るようになります。
そしてリビングには蓄熱式床暖房を設置しました。
これは床の下に張り巡らせた管の中に温かいお湯を通すことで、いつでもポカポカと快適な室温を維持できる床暖房です。電気式ではないため、電磁波対策にも有効です。
また、エアコンやファンヒーターのように機械的に温められた空気が吹き込むものではないので、部屋全体が優しい温もりで包まれます。
壁材は塗り壁にして、自然と湿度調整ができるような工夫を施しました。
ただ塗り壁は冬に乾燥する特製を持っているため、冬には壁に霧吹きなどを使って水分を与えるようなケアが必要です。
しかしながら塗り壁は、壁紙のように汚れや破れによる張替えはほとんど必要なく、汚れや傷に関しては、その箇所だけ上から補修したり、傷もまた味わいになります。そのため、最初はコスト面で壁紙よりも高価に感じられるかもしれませんが、一生モノと考えると逆にコストが抑えられます。
そして部屋に置いてあるインテリアは自然木材でつくられたもの。
ダイニングテーブルは椿、ローテーブルは銀杏、フローリングとソファーはナラ材です。
もしテーブルが汚れてしまっても、カンナをかけて表面を削れば、新品同様に綺麗な状態に戻るのも自然素材を使う大きいメリットのひとつになります。
テレビ台は屋久杉を使って作ったオリジナルの造作家具。
部屋にひとつ、このようなアクセントになる素材を入れ込むと全体が引き締まります。
家具も自然素材にこだわることで、深呼吸したいほどの美味しい空気が溢れる家になります。
そして窓の下にある収納スペースの扉は、以前にお客様から頂いたパーテーションのデザインを取り入れて作ったもの。
通気性もいいため、偶然にも収納スペースにぴったりのデザインでした。
「自然素材を使った家だから、とことん住み心地にこだわりたい」という社長の想いが伝わってくる家づくり。
次回はキッチン編をご紹介いたします。
どうぞお楽しみに!
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