私たちの家づくり
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河合工務店の山
放置され荒れる日本の森
工務店が山を買う。今こんなご時世に何で……。そんな事を良く言われます。山などを買う余裕がある訳でもなく、この山で木を売って商売になるかというと、そんな単純な事でもありません。
ご存知の通り日本の林業自給率は20%です。世界でも有数の豊かな森や大地がありながら、他国の貴重な限りある資源を根こそぎ採りつくし、その犠牲の上に成り立っているのが日本の林業です。
どこの山も手入れされず、放置され動物達の凄み家にもならず、少しの雨でも保水力の無い山では大きな災害になります。災害になる前に、山の維持・管理に国や行政がもっと責任を果たせば、復旧に莫大な費用をかけなくてもすむはずです。
また、手入れをすればするほど赤字になってしまい、大根より安い日本の杉。このままだと後継者もいなくなり、太い木があっても伐採する人がいなくなってしまいます。
手入れのされない、もやしのような木々
山を買って
日本の山の現状を知ってもらおう!
こんな日本の山の現状を、今こそ何とかしなければ……。誰かがやらなければ、そんな思いで栃木黒羽に小さな山を持つ事にしました。
他人の山では何も出来ませんが、この山を都会の人達に来て見てもらいたい思いで、間伐や枝打ち見学、植林体験などのイベントを開いています。
このようなイベントを通して、都会の方に少しでも日本の山を考え、見直すきっかけになってもらえれば……。
山と都会の人を結ぶ情報発信基地として、また一次産業を立て直し、山の価値を高めてゆくのが 私たち木に関わっている者たちの責任ではないかと思います。
植林体験の様子
伐採ツアーに参加してみませんか?
伐採した木は立派な大黒柱になります。
家を建てる施主様立会いによる、立木のプレゼント。伐採に立会い、その木が大黒柱などの家の一部として使用されます。
感動的でいつまでも思い出に残る、愛着のある家づくりをしませんか?
伐採に立会った木が家の大黒柱に
伐採ツアーの様子
ようこそ伐採ツアーへ!
伐採で使う道具の説明
植林体験
願いをこめたプレート
家族で伐採体験